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一寸法師

小さい人が鬼を倒して打ち出の小槌を手にいれるお話

作成日:2018-12-12, 更新日:2018-12-12

ラフティング

手ごきボートで川を下るラフティング。
一寸法師はお椀を舟にして、箸を櫂にしてラフティングをしたらしい。

でも実際は一寸法師は川を下ったわけじゃなく、上っている。
お話によると一寸法師は大阪出身。仕えた先は京都。つまり川は上ることになる。
その川はおそらく淀川だと思う。

ふと思ったのが、お椀って真ん丸な形でそれなりに深みがある。
そんなお椀でバランスを取るって素晴らしい平衡感覚の持ち主じゃないとダメだと思う。
お箸は基本、真っ直ぐな棒。板じゃなく棒。水を掻くのに適していると思えない。
川を下るなら棒でも良いと思う。要所要所で棒で川底を突けばいいんだからね。
でも、ヤツは川を下ったわけじゃなく、上っている。

しかもお椀に入る体のサイズで大阪~京都間の距離。
お椀に入る体ってコトは身長15cm程度かな?

当時の平均身長は知らないけど150cm程度の人はいるだろう。
平均サイズの人が大阪~京都間の10倍の距離をお椀とお箸で川上り。
川の流れや、うねりも考慮すると、どれくらいの素質(体力・筋力・平衡感覚など)があれば可能なんだろうか?
ちなみに大阪駅~京都駅は43km程度で、徒歩だと9時間弱っぽい。

濡れ衣

「一寸法師が濡れ衣を着せられた」わけじゃなく「一寸法師が濡れ衣を着せた」っていうお話。

一寸法師は京都でどっかのお屋敷に雇ってもらう。
で、その屋敷の娘に惚れてどうにかしたいと考えた。

その娘に濡れ衣をきせて父親から追放処分。
そのときに屋敷を追い出された娘に自主的に付いて行ったのが一寸法師。

最終的には打ち出の小槌を手に入れて、「めでたしめでたし」ってなるけど「めでたしめでたし」なのかな?