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医療費控除とセルフメディケーション税制

10万以上も医療費を使わない人用の医療費の控除。詳細はどっかのサイトで調べなおす。

作成日:2018-05-15, 更新日:2018-06-12

基本

ざっくりした内容で、詳細は別途調べなおすなり、詳しい人に教えてもらうのが良い。

適用ルール

・医療費控除とセルフメディケーション税制は、どちらか片方だけ適用(選択)される。
・確定申告する必要アリ(年末調整をする人も確定申告が必要)

・・・以前いた職場で、年末調整時に医療費の領収書渡した。
「確定申告が必要」的なコトは何も言ってくれなかった。
ブラックではないけど、クズな会社だったから・・・当時知っていたら、自分で確定申告したのに・・・。

対象

ざっくりいうと下記。
・医療費
・病院に行く交通費
・薬代

どれだけ使ったら、対象になるのか?

医療費控除

・10万円以上

セルフメディケーション税制

・1万2千円以上(上限:8万8千円)

薬の箱とかに「控除対象」って書かれているそうだ。
あとレシートにも対象商品と書かれているらしい。
※昔のレジだとレシートに記載されない可能性アリ。
※手書きの領収書を使う場合は対象商品と分かるように書いてもらう必要アリ。

参考:対象となるOTC医薬品はどこを見れば分かる?

控除される額

「医療費控除」の控除される額・・・例えば「医療費(と交通費等):10万100円」の場合。
→「10万」を超える「100円」が対象となる。対象となった「100円」から税率を掛けるので・・・「10円」「20円」とかが安くなる感じ。
※セルフメディケーション税制も似たような感じ。

領収書等を集めたりする手間と税金の額を考えて、申請する・しないを決める感じ。

個人的な見解:申告するか、しないか

何も考えずに「申告する、しない」を言うなら「申告する」が良い。
でも「申告する」ための労力に見合った控除額かどうかってなると・・・考える。

申告に注意が必要な人

・申告することにより税率が変わる場合(税率が下がるなら申告したほうが良い、下がらないならどっちでも良い)
・他の控除絡みに影響がでる場合(ふるさと納税との組み合わせ等)

申告してもいいと思う人

・申告に関わる労力が少ない or 節税額が大きい
→毎年、確定申告している(※医療費控除の申請も一緒にやればいい)
→毎年、医療費控除を行う(※毎年やるなら、申告も慣れるだろうからやってもいい)
→結構な医療費を使った:控除額の10%が5000円近くある(※面倒だけど節税額が5000円ならランチ代に十分だろう)
→誰かが全部やってくれる(※面倒なことは領収書を渡すだけ)

申告しなくてもいいと思う人

・節税額と申告に関わる労力のつり合いが取れない
→確定申告を初めてする場合、1時間近くかかると思われる(※日本の最低賃金は時給800円前後)。
→分からないコトだらけでやるのは結構なストレス
→税務署に行けば教えてくれるけど1時間以上の待ち時間はみたほうがいい(人が少ない時間帯に行けば良いだけなんだけど・・・)