何かの参考用:いろはかるた
2011/05/19
「秘密の質問」の「答え」や何かの名称に困ったときの参考用として「いろはかるた」の一覧。
江戸のいろはかるた
- い:犬も歩けば棒に当たる
- ろ:論より証拠
- は:花より団子
- に:憎まれっ子世にはばかる
- ほ:骨折り損のくたびれ儲け
- へ:下手の横好き
- と:年寄りの冷や水
- ち:ちりも積もれば山となる
- り:律義者の子沢山
- ぬ:盗人の昼寝
- る:瑠璃も玻璃も照らせば光る
- を:老いては子に従え
- わ:破れ鍋に綴じ蓋
- か:かったいの瘡(かさ)うらみ
- よ:葦(よし)のずいから天井のぞく
- た:旅は道連れ世は情け
- れ:れうやく(良薬)は口に苦し
- そ:総領の甚六
- つ:月夜に釜を抜かれる
- ね:念には念を入れよ
- な:泣きっ面に蜂
- ら:楽あれば苦あり
- む:無理が通れば道理引っ込む
- う:嘘から出た真
- ゐ:芋の煮えたもご存じない
- の:喉元過ぎれば熱さを忘れる
- お:鬼に金棒
- く:臭いものに蓋をする
- や:安物買いの銭失い
- ま:負けるが勝ち
- け:芸は身を助く
- ふ:文はやりたし書く手は持たぬ
- こ:子は三界の首枷
- え:えてに帆を上ぐ
- て:亭主の好きな赤烏帽子
- あ:頭隠して尻隠さず
- さ:三遍回って煙草にしょ
- き:聞いて極楽見て地獄
- ゆ:油断大敵
- め:目の上のこぶ
- み:身から出た錆
- し:知らぬが仏
- ゑ:縁は異なもの味なもの
- ひ:貧乏暇なし
- も:門前の小僧習わぬ経を読む
- せ:背に腹は変えられぬ
- す:粋は身を食う
- 京:京の夢大阪の夢
上方のいろはかるた
- い:一寸先は闇
- ろ:論語読みの論語知らず
- は:針の穴から天覗く
- に:二階から目薬
- ほ:仏の顔も三度
- へ:下手の長談義
- と:豆腐に鎹
- ち:地獄の沙汰も金次第
- り:綸言汗のごとし
- ぬ:糠に釘
- る:類をもって集まる
- を:鬼も十八
- わ:笑う門には福来る
- か:かえるの面に水
- よ:夜目遠目傘のうち
- た:立て板に水
- れ:連木で腹切る
- そ:袖の振り合わせも他生の縁
- つ:月夜に釜を抜かれる
- ね:猫に小判
- な:なす時の閻魔顔
- ら:来年の事を言えば鬼が笑う
- む:馬(むま)の耳に風
- う:氏より育ち
- ゐ:鰯の頭も信心から
- の:ノミと言えば槌
- お:負うた子に教えられて浅瀬を渡る
- く:臭い物に蝿がたかる
- や:闇に鉄砲
- ま:まかぬ種は生えぬ
- け:下駄と焼き味噌
- ふ:武士は食わねど高楊枝
- こ:これにこりよ道才坊
- え:縁と月日
- て:寺から里へ
- あ:足元から鳥が立つ
- さ:竿の先に鈴
- き:鬼神に横道なし
- ゆ:幽霊の浜風
- め:盲の垣のぞき
- み:身は身で通る
- し:しはん坊の柿のさね
- ゑ:縁の下の舞
- ひ:瓢箪から駒
- も:餅は餅屋
- せ:せんちで饅頭
- す:雀百まで踊り忘れぬ
- 京:京に田舎あり
尾張のいろはかるた
- い:一を聞いて十を知る
- ろ:六十の三つ子
- は:花より団子
- に:憎まれっ子頭堅し
- ほ:惚れたが因果
- へ:下手の長談義
- と:遠くの一家より近くの隣
- ち:地獄の沙汰も金次第
- り:綸言汗のごとし
- ぬ:盗人の昼寝
- る:類をもって集まる
- を:鬼の女房に鬼神
- わ:若いときは二度ない
- か:陰うらの豆もはじけ時
- よ:横槌で庭掃く
- た:大食上戸餅食らい
- れ:連木で腹切る
- そ:袖の振り合わせも他生の縁
- つ:爪に火をともす
- ね:寝耳に水
- な:習わぬ経は読めぬ
- ら:楽して楽知らず
- む:無芸大食
- う:牛を馬にする
- ゐ:炒り豆に花が咲く
- の:野良の節句働き
- お:陰陽師身の上知らず
- や:闇に鉄砲
- ま:待てば海路の日和あり
- け:下戸の建てた蔵はない
- ふ:武士は食わねど高楊枝
- こ:こころざしは松の葉
- え:閻魔の色事
- て:天道人殺さず
- あ:阿呆につける薬はない
- さ:触らぬ神にたたりなし
- き:義理と褌かかねばならぬ
- ゆ:油断大敵
- め:目の上のこぶ
- み:蓑売りの古蓑
- し:尻食へ観音
- ゑ:縁の下の力持ち
- ひ:貧僧の重ね食い
- も:桃栗三年柿八年
- せ:背戸の馬も相口
- す:墨に染まれば黒くなる