XAMPPでMT(movable type)を使いたい
現在、運用中のMT(movable type)のテスト環境用としてXAMPPに複製しようとしているが、ひと手間かける必要ありっぽい。
やりたいことと現状
やりたいコトは稼動中のMTのテスト環境が欲しい。
欲しいからXAMPP上にテスト環境を用意しよう。
現状は、XAMPP上にMTをいれてブラウザで確認すると、表示されたのは下記のようなエラー。
サーバ内部で障害が発生し、 リクエストに応えることができませんでした。
Error message:
couldn’t create child process: 720002: mt.cgi
Error 500
移行
XAMPPでMTを使えるようにするための流れ。
基本的な流れは二つ。
- 通常のMTの移行作業
- XAMPPでMTを動かすための追加作業
作業1:通常のMTの移行作業
MTの移行方法はいくつかあるようだけど、ファイル・DBをマルッとコピペすることにした。
- 元のMTの全ファイルをダウンロード。
元のMTのデータベースのエクスポート。 - XAMPPにMTの全ファイルをアップロード。
XAMPPにMTのデータベースをインポート。 - XAMPPにアップしたMT内の「mt-config.cgi」のデータベース絡みの修正
- ブラウザからアクセスして確認
本来ならMTのログイン画面が表示されると思われるが上述のエラーが表示された。
作業2:XAMPPでMTを動かすための追加作業
以下の作業は、以前に別件でインスト済みってなら不要。
Perlの「ActivePerl」ってのが別に必要らしい。
さらにMySQLとの連携も必要なのでMySQLモジュールも必要らしい。
- ActivePerlをダウンロードして、インストール
- ActivePerl用MySQLモジュールのインストール
- XAMPP・apacheの再起動
一応、mtのcgiファイルの1行目を確認。
「#!/usr/bin/perl -w」となっていると思うけど、違うなら考える。
要は・・・ActivePerlをインストすると「bin/perl.exe」ってのが作られる。
このPATH(bin/perl.exe)に合うようにインストすればOK。
諸々考えるのが面倒だったので「Cドライブ直下にusrフォルダ」を作ってその中にActivePerlをインストールしてみた。
ActivePerl用MySQLモジュールのインストールは、CMDからやるらしい。
ActivePerlをXAMPPフォルダにインストールした場合のCMDのコマンドは下記
C:\usr\bin>ppm install DBD-mysql